FX取引は近年、株式投資と並んで代表的な資産運用の形となってきています。そんなFX取引をもっと大規模にやっていきたいと考えている方におすすめなのが、FX投資の会社を設立することです。この記事では、FX取引の会社を設立するメリット・デメリットについて解説します。

メリット①10年間の損失繰越が可能
会社設立を行い、法人化することで、損失を10年間繰越すことができるようになります。個人の場合には3年間しかできないですが、法人化した場合には10年繰越すことができるので、より長期的な視野で投資を行うことができます。

メリット②他事業と損益通算できる
法人化を行うと、他の事業との損益を通算できるようになるので、節税に繋がることもあります。

メリット③節税対策になる
法人化することにより、個人で投資を行っていた時よりも経費に計上できる範囲が広がるため、経費に計上することによる節税を行いやすくなります。

次にデメリットについてです。

デメリット:会社設立・維持に費用がかかってしまう
会社の設立・維持に費用がかかってしまうことがデメリットの一つです。一般的に、会社の設立には10万円~20万円程度の費用がかかってしまいます。また、会社の維持にも行政機関への書類提出などがあるため、手間・費用がかかってしまいます。

以上がFX取引を会社設立して行う場合のメリット・デメリットです。

大木昭生税理士事務所では新宿区、目黒区、中野区、板橋区を中心に東京都、埼玉県の広いエリアで様々な税務相談を承っております。「FX取引」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までご相談ください。