個人事業主・フリーランスが開業するには開業届を税務署に提出する必要があります。開業届とは、個人事業の開業を税務署に通知する届出のことを指します。開業届を行わないことで、罰則があるわけではありませんが、節税や信用面においてメリットがあり、公的な証明になるため提出することをおすすめします。以下では、開業届を提出するメリットをご紹介します。

■開業届を提出するメリット
・青色申告を行うことができる
開業届と青色申告証人申請を提出することで、青色申告を行うことが可能となります。青色申告は、白色申告と比較して大きく節税することができます。具体的には、特別控除を受けられること、赤字を3年間繰り越すことができること、家族への給与を経費に計上できること、少額減価償却資産の特例を利用できることが挙げられます。

・個人事業を行っていることの公的な証明ができる
他にも、事業を行っていることを公的に証明することができるというメリットがあります。このことによって、小規模企業共済に加盟すること、銀行口座で屋号を使用できることが可能となります。小規模企業共済に加入すれば、退職金を受け取ることができるだけでなく、節税にも繋がります。

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